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全部の繋がり

公開日 2010.01.13 (水) 最終更新日 2021.02.22 (月)

ちょっとプライベートなこと。でも発見して感動したんで書く。

ずーっと芽が出ないながらも細々と音楽続けてるけど、何のためだろうってずっと思ってた。
もちろん好きだからなんだけど、好きで自分で満足してるだけなら誰だって出来る。
もっとその活動に「好き」以上の意味を持ちたかった。
日本の音楽をこっちで伝えたいとか、そういうのは漠然とはあったんだけど、今回日本の民謡グループ、そしてアフリカのジャンベグループのお手伝いをさせて頂くチャンスに恵まれて、気付いた。というか再認識した。
今まで以上に超パッショーン!な感じで一生懸命動いてる自分にも気付いた。

そんで、わかった!!
今までの人生とこれからのこと。自分の宿命みたいなのが解けた。
超興奮。
というか、薄々気付いてたけど。
めっちゃ単に思い込みかもしれないけど。
なぜ今までこういう人生を送ってきたか。

この先長いです。

小学校と中学校の頃色黒いってさんざんバカにされて、女のくせに生意気とか叩かれて、実際に叩かれて、黒人とかアフリカへ帰れとか言われた。

そして小学校の時に音楽や映画を通じて異文化に目覚め、ひたすら洋楽を聴いて過ごした小学中学時代。外国への夢ばかり膨らんでいた10代。

20代をほぼ東京で過ごし、音楽への情熱を育て、生活のための仕事をして、多少音楽活動しつつもパッとせず、夢をくすぶらせていた。後半になってからは音楽でお金少しはもらえていたけど。

そんでその後、想いが現実になってきた。カナダに来れた。10代からの夢だった海外生活をしてる。小学校の時に映画観てハマったマイケル J フォックスの出身地カナダ。二十歳の時アメリカへ行く乗り換えの便でバンクーバーに降り立ち、いつかここに来よう、住もう、働こうと夢見てたあの時の状況からは、満足しきれないほどのことをしている。

高校の時すっごく夢見てた海外留学もできた。それも切に望んでいた音楽で。
偶然来ることになった何も知らない地に、なぜかカナダで唯一のコンテンポラリーミュージックプログラムがたまたまあった。それもずっと憧れていたバークリーと提携している学校。
絶対導かれているとしか思えない。
そして卒業した。その学校では日本人初の音楽科卒業生として。
その地で希望していたラジオ番組を持てた。日本の音楽を伝えるために。

今は望んでいた通り、安定してお金を稼げている。しかもクリエイティブ職で。ある人物と出会っていなかったらあり得なかった。その人の会社で多少なりともデザインの職歴があったからこそ採用された。

様々な出会い。素晴らしいミュージシャンからの、カナダ公演サポートの依頼。日本公演サポートの依頼。
民謡の主な公演先地域は、第二次世界大戦中に日系人キャンプがあったところ。敵地でカナダ人として住んでいた日系人が、その人権を無視されて強制的に収容されたところ。
日本公演予定のアフリカ女性ジャンベグループは、それまでジャンベ発祥地のギニアで絶対的タブーだった「女性がジャンベを触る」ことを打ち破り、性差別を乗り越え大成功しているグループ。

ツアーサポート自体にもかなりの情熱を持ったけど、こういうバックグラウンドがあってさらにのめり込んで、なんか重なって、繋がって、あれって思った。これって偶然なのか必然なのかって。ほんで思った。

今まで強烈に魅力を感じてきた英語、音楽で、あたしは人種を超えた国際交流をしたいんだって。そしてそれを超えて、人権活動に少しでも関わりたいんだって。
わかってたけど、クリアに解けた。自分の経験全部リンクしてる。

色が黒い、女だからって生意気だ、日本人じゃないでしょ、などとからかわれまくった経験。
人種差別、アパルトヘイトって言葉に異常に敏感に反応してた。その言葉を社会の授業で聞くといつもびくっとした。同じ日本人で色が黒いだけでこんなに傷つくほどからかわれるのに、ほんとに人種的に違って見境も無く差別されたらどんだけ辛いんだろうって恐怖だった。

なぜ世界を廻りたかったのか。
ツアーコーディネーターに憧れてたのか。
なぜ教師に憧れて教育実習まで行ったのか。

人に物事を伝えることや、世界に興味があった。
でもツアーコーディネーターや教師の道を結局目指しきれなかったのも、どこかでなんか違うかもと思ってた。自分が物を教える立場になるよりは、いつまでも自分が勝手に何かを創って飛び回れる側になりたかった。

全部の経験、そして今回の国を超えた音楽のサポート。自分のやりたい音楽性。

それが、全部解けた。自分の人生といかにリンクしているかがわかった。
考えてみるとそのやりたいことはむしろわかってたことだけど、そのリンクしていたことに気付いて興奮した。

だって思ってみれば、人権団体アムネスティ・インターナショナルが開催しているAmnesty Film Festival。2年にわたって観たけど、2年目はオープニングアクトでパフォーマンスした。
それも考えてみると繋がってる。人権問題を取り上げる歌を作って、歌った。

人権に関する問題なんて、重過ぎて深過ぎて複雑過ぎて、関わりたいって言ったってそれを変えるだけのパワーは到底持ち合わせてない。
出来ることと言ったら、それを超えて差別無くみんな純粋に楽しめるってことを表現することくらい。
少なくとも音楽やってる時はみんな同じで、人間が発生したくだらない問題はそこにないんだってこと。パフォーマーにとっても、オーディエンスにとっても。

人生って、面白い。
歳をとればとるほど、明らかになってくる。
やるべきこととか目指すべきこととかそういうの。
多分それは、それまでの経験の結果そういう風に動いているのだと思うけれど。
全ての経験には鍵がある。
小さなことが結びついて、将来へ繋がっている。

それにしてもなんなのこのものすごい繋がりは?!
ちょっと今日は自分の中での記念日でした。

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4件のコメント

  1. Rin

    SECRET: 0
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    読ませていただきました! 素晴らしい!!
    素敵なことじゃないですか!!! 
    読んでるこっちも嬉しくなりましたよ。
    次の展開に期待してます。 がんばれ!!!

  2. つっちー

    SECRET: 0
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    Rinさん
    コメントありがとうございます!
    思い込みって気もするんですけどね。
    というか、どう動いていくかが疑問ですが。。
    とりあえず今はブログだったり、色んな表現方法がありますもんね。
    なんだか、自我では物事は動かないんだってしみじみわかってきたようなここ数年間です。。

  3. Lily

    SECRET: 0
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    今年の夏にバンクーバーにワーキングホリデービザで行こうと考えていた時に、このブログを見つけました。
    以降、ちょくちょく読ませていただいております。

    今回のこの記事、特に感動しました!
    つっちーさんのことは何も知りませんが、この記事からオーラみたいなものを感じた気がします。

    これからも読ませていただきます。
    ありがとうございます!
    ただ、お礼を言いたくてコメントを残させていただきました。

  4. つっちー

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > Lilyさん

    すてきなコメント、ありがとうございますっ!
    こちらこそ、いいパワーもらいました。感動して頂けて、感動ですっ!
    無事申請してカナダに来て、楽しいワーホリになるといいですね。
    しょーもない記事もたくさんありますが、いい記事もたくさん書いていくようにします!
    また、遊びに来ていつでもコメントしてくださいね。ありがとうございます。

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