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アニメで食費ゼロ

公開日 2007.06.30 (土) 最終更新日 2021.02.22 (月)

毎日いろんなことがあるモールの仕事。
一緒に働くゲイ男は相変わらずエキセントリックで笑えるし、つい最近新しく入った女の子は前の日飲み過ぎて寝過ごし、2週間目にして早くもクビになった。

キャラが濃いのは同じ仕事をする人間だけじゃなく、フードコートに入っているファストフードの店員もそう。

15歳のアルバイトの男の子。めっちゃ弟キャラでなかなかかわいい。

一部だけ緑に染めた髪、たまにはいて来る意味不明な黄色いスウェットパンツ、ショルダーバッグにスケートボード、左右色が違って不ぞろいなスニーカー。
いかにもなネルソンの高校生。

うちのゲイ男にいつもさんざんからかわれて遊ばれてる。

「何なのその靴は!!!左右色が違うじゃない!ほんっと見ててウザいわ!!もう片方の靴は一体どこにあるの??!!よくそれでクビにならずに働いてるわね!!」

ゲイ男の口調を日本語にするとこんな感じになるんだろうか。

別名「エモ」(エモーショナルの略)とも呼ばれてる、多感な年頃の男の子だ。

その子の愛読書は、日本のマンガ。
日本のアニメはカナダでも大人気で、若い子達が読んでるのをよく見かける。
多分この子のバイト代はマンガ本に消えてるだろう。

そんなある日、彼が笑いを浮かべてあたしのとこに来た。
「つっちー、聞いて。旅行に行った親が週末の食費として置いてったお金、これに全部使っちゃった。」

彼が手にしてたのは、エヴァンゲリオンのアニメDVDボックスセット。約100ドル。
Evangelion.jpg

「どうしよう、週末食べるお金なくなっちゃったよ」

知るかっ!

次の日は目の下に大きなくま作って仕事に現れた。
「昨夜徹夜で全部観た」

とりあえず働いてるファストフードのバーガー食べて乗り切ってるらしい。

カナダの高校生をこんなにもとりこにする日本のアニメ、罪だなあー。

 

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