メニュー 閉じる

旅の持ち物の続きとコタキナバル

前回旅に持って行って良かったものを書きましたが、まだありました。
微妙におバカっぽいので載せるかどうか迷ったのですが、ミュージシャンとしてサービス精神が大事と判断しました。

そうです。ヘッドライトです!
しかもカナダのMECというアウトドアショップでキャンプ用に買ったもので、もんーーのすごく光ります。2段階で。
大震災の時も、どれだけこれに助けられたことか。なにしろ目線の先が常に照らされる上に両手が使える!その時はカナダのアウトドア業界に非常〜〜に感謝しました。

正直この旅でこれを使ったのは、タイからマレーシアへ移動した際の寝台特急の中一度きりだけだったのですが、とっても役に立ちました。
日が落ちるちょっと前にさっさと寝台が組まれ、ベッドのカーテンを閉めると明かりがないのです。
そんなんで、

こんな感じで足元枕元をぴかぴか照らしてくれました☆♪

上段にたまたま居合わせた日本人ギャル女性2人の
「うわ暗っ、なんも見えんし!」
「かと言って寝れないし!」

と言う声を聞きながら一人快適に優越感に浸っていたのは言うまでもありません。

ところで、ペナンからコタキナバルに移った後の記事をあまり書けていませんでした。
他の記事も実際はかなり書ききれていないけれど。

マレー半島から離れ、ボルネオ島サバ州の玄関口とも言えるコタキナバル滞在。
もともとここへ訪問する予定はなく、日程的にはクアラルンプールに2泊するつもりでした。だけどいろいろ調べていても何もピンと来るものがなく、「これはあまり呼ばれていないのかなあ」と思っていました。

そんな時に、親しい友人が「一度ボルネオ島に行ってみたい!行けたら私の代わりに行ってきて!!」と。
本気で行くつもりもなく軽い気持ちで調べていたら、ちょうどその日程でジャズフェスティバルが開催されると!
これだったのかーー!と速攻で予定を変更し、ペナンからコタキナバル行きの飛行機を予約したのでした。

コタキナバル空港はWi-Fiも弱くてつながらず、空港から町までの交通もほぼタクシーしかありません。
安くバスで行きたかったので聞いてみたら、「前は1時間に1本くらい走ってたけど、今はもっと少なくて時刻表もないからいつ来るかわからない」とのこと。
相乗りする人も見つからず、結局空港で必然的にタクシー券を30リンギット(約900円)で買わされ町へ出ました。(後から聞いたら、空港からちょっと離れたところからタクシー拾うと18リンギットくらいで行けるらしい)

コタキナバルの宿は町の中心部にあるMasada Backpacker。3人部屋で一泊1,300円くらいの安宿。
タイやマレーシアだと4、5千円も出せばある程度いいホテルに泊まれるし、もういい歳なんだからバックパッカーやホステルはいい加減よそうとも思ったのですが、旅人達やスタッフと親しくなりやすい雰囲気の魅力と値段に負けました。

ここはバックパッカーとは思えない程キレイで、スタッフも親切で優しい!そして常に自由に食べれるバナナやスナック、お茶類が用意されてる。

カナダに住んでいた時に一ヶ月程ホステルで働いていた事があって、こういう安宿では従業員目線でいろいろ目に付くのですが、ここはほんとにきちんと運営されている印象でかなり素敵でした。

宿に荷物を置き、蒸し暑い中町を歩くと海沿いにマーケットがありました。

とにかく魚がいっぱい。海の町だなあ。。。
肉もフルーツも。そして屋台も。
あっちこちから威勢のある客寄せの声が飛び交い、怖いくらいに活気がありました。ものすごい地元パワー。

夜は待ちに待ったコタキナバル・ジャズフェスティバルへ2夜連続で。

普段あまり聞くことのない東南アジアジャズ。上海からのジャズバンドも独特でした。

最初にハマったのがイタリアからのKekko Fornarelli Trio。最高。

そしてものすごく感動して泣きそうになったのが、カナダ・モントリオール出身のMoscow Fish。エレクトロとアコースティックの融合。まさかここでカナダのミュージシャンに出会うとは。
まさに自分が夢見ているスタイルに限りなく近いユニットで、懐かしいカナダの空気がばんばん感じられて。
ステージの後にたくさんお話もできた。とても気さく。今はタイに住んでいるみたい。

2日目に出てたマレーシアの歌手Mia Palencia。最高にいい声、いいパフォーマンス、存在感だった。

2日間の開催にしてはパフォーマーが少なくて、両日出演していた人達も何組か。多分もっと発展が期待されるんだろうけど、とても素敵なステージと環境と雰囲気でした。まさに今回の旅のクライマックスとも言えるというか。

コタキナバルの2日目には、現地ツアーに参加して世界遺産に登録されているキナバル公園へ行ってきました。
植物園、ジャングルの吊り橋を渡るキャノピーウォーク、そしてポーリン温泉という、この辺りでは典型的なツアーパッケージ。

登ることはできなかったけど、遠目に見えたキナバル山。

たまたま咲いていた枯れかけのラフレシア。開花してから6日目だったそう。5リンギット追加で払って見ることができました。

この辺のラフレシアは臭くないそうです。

ボルネオ島で有名なオランウータン、そして透き通ったビーチ、野生の象。。。
いろんなものを観るまで時間も余裕もなかったから、いつかまた行ってみたいです。
今回の旅である意味一番心に残った土地だった気がする。
道端ゴキブリやネズミが多くて微妙にビビりながら歩いてたけど。
とにかく人が優しかった。誰に会っても優しかった。

国が違えど人種が違えど人は人。
人を国籍で判断したりとかニュースで流れる偏見だとか、そういうのは実際くだらないしどうでもいい。
中国人だろうがマレー人だろうがタイ人だろうがインド人だろうがカナダ人だろうがフランス人だろうが、自分が今回の旅で関わった人達のほとんどは素敵で優しかった。

旅をしていて本当に楽しいのは、その土地土地の人と生活に触れること。おいしい食べ物ももちろん楽しみだけど。
そして知り合う人と何かの繋がりを持ってその心に触れること。
それが出来るのが、自分にとって音楽であり言葉なんだと思う。

一人で知らない町や言葉の違う国を歩くと、ともすれば孤独にもなる。
でもそんな中で一瞬にして人の心を開くのが音楽だったりするし、その嬉しさがあるから旅と音楽は自分にとって魔力のように惹き付けられる。
もっと世界中どこへ行っても、自信を持って堂々といい演奏ができるようになりたいなあ。

長くなっちゃったしまだまだ書ききれないことだらけだけど、追々写真などまたアップしたいなと思います!

シェア

関連投稿

コメントを残す

TOP